英語の読み物

【挫折英語】その3 – 読み物を読みまくる

次の英語のやり直しで行ったことが英語の読み物を読むことだ。
有名な英語講師の関先生の本だ。

とても分かりやすくて面白い。彼の本を何冊も買い込んで読んだ。
そして勉強のできない僕は失敗から学習をしない。

読んだのだ、ひたすら。何度も。
マーカーも引きまくった。(無意味)

だが得た知識はアウトプットしなければ、決して記憶に定着しない。

前回、逆に問題集を解き続けるという作業を並行して今回、行えば良かったのだ。
そんなことは分からないので、ただ読んでいればこの数々のすばらしい本に書いてあることの全てが自分の身になる。そう幻想を抱いていた。

こんな考えに至ってしまったのはプログラマーを目指していた頃のせいだと思う。

プログラミングの勉強をしていたときに専門書を読みまくっていた。
読めば読むほど自分の知識になっていく。そう思っていた。

実際、スキルは順調に伸びていったのだが、それは同時にコードも書いていたからだ。気づかぬうちにアウトプットしていたのだ。

そのことを思い出しもしなかったのは、おそらくプログラミングが好きなことだったからだろう。分厚い専門書もなんの苦もなく、漫画のように楽しんで読んでいた。

好きなことに夢中になっていただけで、そもそも勉強しているという意識がなかったからこれが一つの学習方法という認識ができていなかったのだと思う。

そして本を読むだけで、英語がペラペラになる。

そんな夢のようなことが現実に起きることもなく、3度目の英語のやり直しは、勝手になんか分かった気になって終わった。

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