なぜ英検なのか?

なぜ英検なのか?

大人が英語の資格をとるならTOEICでは?英検は子供や学生が受験するもの。と思うかもしれない。僕もそう思っていた。

それでも英検を選んだのは、僕のような初心者なら英検を目指しながら英語の勉強をしたほうが一番効率がいいと思ったからだ。

まずTOEICは国際ビジネスコミュニケーションに特化しており、職場やビジネスの環境での英語能力を測定することを目的としてるが、いきなりそこを目標にするのはちょっとハードルが高い。それに最初の目標は3ヶ月後のインドで簡単な意思の疎通ができればよく、仕事で使うなどの予定は当面ないので、そもそもの学習の目的が違う。

だったら、資格じゃなくて英会話教室にでも通えばいんじゃないか?とも思うかもしれない。確かに旅行英語であればジェスチャーでもなんでも通じさえすればよい世界なので、外国人の先生とおしゃべりしながらレッスンを受けるのも楽しいかもしれない。

ただどちらもやはり僕にとっては効率が悪い。
なぜならどちらにも英語の基礎力が必要だが、今の僕にはそれが完全に欠けている。(三単現のsや疑問文の作り方も忘れている。。。)

基礎力がなくてもある程度までは伸びるだろう。
でも基礎力がないままTOEICで高得点を目指したり、英語の技能の中でもっとも難易度の高いスピーキングである英会話に飛び込んでも伸び悩むのは目に見えている。

勉強やスポーツに熱心に取り組んだことのある方なら経験があると思うが、ひたすら試合や問題集などの実践だけを中心に行っていても、できた!伸びた!と思うのは最初だけで、途中から成長スピードが上がらない。そんな状態に近い。

それに比べて英検は英語の基礎力を測ることができる。
つまり英検に合格するために勉強して行けば、基礎力も同時に養われていくわけだ。
しかも英語初心者の人間がどのレベルを目指せばいいかもわかりやすいので、基礎固めをしやすいのだ。

将来的には仕事にも使えるようになったり、旅行などで流量な英会話もできるようになりたいとはもちろん考えてはいるが、それは英検で基礎力を身につけたあとにその分野の英語に移行した方が学習効率がいい。

ではどこまでが英検で基礎力になるのか?目指すべき最低ラインは2級。
2級のレベルは高校卒業程度と言われていて、このレベルでようやく英語初心者を卒業したと言えるだろう。

だが当然、旅行までの3ヶ月で中1から高3までの6年分を復習して身につけるのは困難だ。というか目標が大き過ぎてやる気がしない。
一番いい目標設定は自分がギリ届くか届かないか位らしい。

準2級は高校中程度と高1〜2年位のレベルだ。本屋でパラパラと参考書を見た時、高3は難しそうだがそれまでは簡単そうな感じがしたので、直感でギリ行ける!と思い、準2級に決めた。

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